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  • JaporiMama

ステップファミリーへのいばらの道

ステップファミリーってやっぱりいろんな困難があります。今楽しいし幸せだし、それは事実だけれど、ここまでの道を振り返ると、知らん間にうまくいったとか、意外とうまくいくもんやったとか、運がよかったとか、前向きにやってればなんとかなるとか、そんな軽い簡単なものじゃなくて、やっぱりすごくすごくすごくすごく(←しつこい?笑 でももう8回くらい言いたい)努力してきたから今があると私は思っています。もちろん私だけじゃなくて、旦那も子どもたちもしてきただろうけど、我が家の場合は、旦那の4人の連れ子の中に私が加わった形だから、自分で言うのもなんだけど、私の努力は半端なかったと自分で自分をほめたい!(誰かほめてー!)


どんだけ大変やったかをわかってもらうために、子どもたちと出会った初日を振り返りたいと思います。


当時オーストラリアに住んでた旦那と子どもたち。旦那は仕事でしょっちゅう日本に来ていたんだけど、子どもたちは向こうだったので、子どもたちに会うために、私ははるばる海を渡っていきました。もちろんそんな簡単に行くとはおもってなかったので、どんな風に話そうとか考えたり、ティーネージャーだからおしゃれなお姉さんくらいに思われた方がいいかなとか思って、「若者の好きそうな服」という観点で服を選んだり(←この視点がいかにもおばはん?)と準備していきました。しかも私は仕事上、若者や、とりわけ、簡単に言うと気さくにしゃべってくれない子どもたちともたくさん話していたので、子どもがあまり私と話したがらなくても、なんとなくこうしたらいいかなくらいのアイデアは持っていました。


そして到着。旦那が空港へ迎えに来てくれ、旦那と一緒に彼らのお家へ。到着して、家に入ると、長女が最初に扉を開け、出迎えてくれました。あ、正確には、扉を開け、挨拶もなく、冷酷極まりない目で上から下までなめまわすようににらみつけられました。そして次女。Hiという最も短い挨拶だけし会話終了。長男同じく。しかもね、なんかみんな見た目が外国人で、背も高くて、子どもに見えないから、普通に怖いのよ…。心折れかけた時に、オアシス出現。私が唯一日本で会ったことのあった三女(当時5歳)が、私のことを大好きでいてくれて、抱きついてきてくれました。よ、よ、よかった…。この子がまだ空気の読めない5歳で…、と意味不明な安堵を覚えた記憶があります。そして、寝室へ通され、旦那に小声で、「みんなめっちゃ嫌ってるやん!こわすぎる!」と言うと、良くも悪くも最高に空気の読めない旦那(←これは今後頻繁に出てきます)は、「大丈夫大丈夫!すぐ慣れるよ!」と最高に頼りない慰めの言葉をくれました。


旦那が話し終えるか終えないかくらいで、バ―――ン!!!!!と家中が揺れるほどの異常な音。玄関の扉をおもいっきし閉めて、長男長女が車で走り去ったのでした。旦那、「…。あれは失礼やな。でも大丈夫や。」はい、出た。根拠ない、外人の「Everything is going to be all right(すべてはうまくいくよ!)」


心折れ、いくら大金はたいてでも、今すぐ日本に飛んで帰ろうと思った出会いでした。


でも最後に一言加えると、こんなスタートでも、今の幸せがあるんです。だから、これからステップファミリーなろうかなっ思ってる人がいたら、努力は必要だけど、でもなんとかなるし、そこに幸せを作れるよって伝えたいなと思って書いてます。







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