パニック・ぎゃん泣きどう対応する？

初雪降りました～。昨日の朝起きてきたら、屋根や車に雪が積もっていてびっくり。

子どもたちが大喜びすること間違いなし。

「ほっしゃん外見てみ！雪が積もってるよ！！！」

ほっしゃん、大急ぎでソファによじ登り、窓の外を眺める。

じーっと見て、「バイク（自転車のこと）乗って遊ぼうと思ったのに～～」と泣きだす。

え…。朝からバイク乗って遊んだことなんて一度もないですよね…。

そんな予定絶対なかったですよね…。

ほんと、地雷がどこにあるかわからないほっしゃん。

「ゆうてる間にすぐ雪とけるから大丈夫よ。すぐにバイクで遊べるよ！」

ほっしゃんの顔が…。はっ！違う地雷踏んでもた！

「雪もっとふってほしい～～。雪なくなるの嫌～～」

そんな会話をしていたら、天使がまいおりた。

突然また雪がふってきた！！

「ほっしゃんほっしゃん！雪がいっぱい降ってきたよ！」

「やった～～♪」

ほっ。

本当にいろんなところにパニックとなる要因がちらばっているほっしゃん。

いろんな本に書いてある。「パニックとなる要因を取り除いてあげましょう」

確かにそうよね。本人だってパニックになるのはしんどいだろう。

もう少し大きくなれば、パニックになる姿をお友達に見られるのもしんどいだろう。

だから、要因を取り除いてあげて、パニックを引き起こさないのが一番に決まってる。

だから、どの本読んでも、保育園の先生も、みんな教えてくれる。

「パニックとなる要因を取り除いてあげましょう」って。

でも、それって、パニックになるのはちゃんと要因を取り除いてあげれなかった親のせい…とも聞こえてきたリする。きっと、そうやって苦しんできた、もしくは苦しんでいる親がどれだけいるんだろう…とふと思う時がある。

「ほっしゃん、おはよう♪」

「（笑顔が消え突然号泣）おはよう言わないでほしかったー！」

「ほっしゃん、おはよう♪」

「（笑顔が消え突然号泣）ほっしゃんが一番に起きたかったー！」

これ、取り除けます？

これは小さな例だけれど、ほんとにいっぱいいっぱいこんなことがあります。

先日セブンに行きました。ほっしゃんの大好きなりんごジュースをかごに入れました。

ほっしゃんが、「りんごジュースほしい♪」と言ったので、「いいよー。籠に入れてるよー」って言ったら、店中はりさけんばかりの号泣。「ほっしゃんが自分で取りたかった！」

こんなことは私にとっては日常茶飯事。だから全く動揺せず、「そっかそっか。ごめんね。じゃ、もっかい戻すから、ほっしゃんが取ってくれる？」とリンゴジュースを棚へ戻しました。でもダメでした。号泣おさまらず。

これは、私が次は取り除けます。よかれと思って、勝手に先回りするのはやめよう。本人の意志にゆだねようって。

でも、全部全部取り除かなあかんか？と思う私もいる。そうやって、自分の思ったこととちょっと違ったことが起こってしまって、パニックなったけど、そこから折り合いをつけて、落ち着く力もつけてほしい。もしくはパニックにならずに乗り越えれることもあることを知ってほしい。

そこでずっとずっと悩んできた。どこまで私が取り除くのか？どこまで受け止めていくのか？どこからほっしゃんに教えていくのか？

で、最近の結論。

そのやりとりの過程で、私がほっしゃんに声をあげたり、「なんでそんなことでおこんの？！」とかは絶対いらない。「何が嫌だった？」と聞いてあげること。そして、「そっか。先に取られて嫌やったんやな」って受け止めてあげること。「じゃあもっかい取りにいこうか」と納得できる方法を提示してあげること。そして、「ほっしゃん、自分で取りたかったら、泣かなくても大丈夫だよ。マミー！自分でとりたかった！って言葉で教えてくれたらいいんだよ」って新しいやり方を教えてあげること。

この繰り返しなのかな…と。

また明日意見がかわってるかもしれませんが、雪が降ってパニックになったほっしゃんを見て思い出したことでした。

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