一歳半健診でのいろんな衝撃

今日は、1歳てんちゃんの1歳半健診でした。てんちゃん、すでに1歳8ヶ月ですが、コロナで遅れて今日になりました。

マオリ人の血入っているせいか、背が高くて、力が強くで、めちゃ驚かれました。

ほっしゃんもそうだったので、これは想定内。

その後、積み木を積んだり、絵を見せられて、「車どれ？ぶーぶーどれ？」「はさみ、ちょきちょきはどれ？」などと聞かれる心理検査がありました。

思い出しました。ほっしゃんの時、「え？こんなん出来る子いるの？」と衝撃だったことを。「積み木の練習してきてとか事前に言ってくれたらやってきたのに！」「はさみなんてまだ教えてないもん！」「うちは海外のものをTVで見る家やから、アンパンマンとか見る文化ないねん！そら知らんわ！」って若干腹立ってたことを。結局課題はことごとく出来ず、そっかぁ、ほっしゃん、発達はおっとりめなんだーって思いながら帰ったことを。言葉もほぼでてませんでしたが、それは家庭内で二ヵ国語がゆきかっているため、ハーフの子は混乱し言葉のスタートが遅いことがよくあると説明をうけ、そうなんだと思って帰ったことを。

そして今日のてんちゃん。積み木で遊んだことはあんまりないので、積み木できるかな？と思っていたら、トントントンとリズミカルに積み上げ、自分でドーンと壊し、ケラケラ笑ってました。そして頼まれてもいなにのに、またリズミカルに積み上げ、「器用やね～」とほめられました。

「車どれ？ぶーぶーは？」との質問。検査してくれた方がおばちゃんというよりおばあちゃんやったんですが、フェイスシールドしてはって、声が小さい。横にいる私でも、「え？」となる音量。「もうちょっと大きい声で言ってもらえますか？」とお願いした私の声にかぶせて、てんちゃんが、「これ！」と見事に車を指さし。その後、はさみも、人形も、次々正解。え？知ってたんやと私がびっくり。そして、そのおばあちゃん先生、「お魚は？ととは？ととはどれかな？」と「とと」を連呼。

え…。「とと」って何？私がわからん…。なんで魚を「とと」っていったはんの？

そしたら、てんちゃん、「これ！」とお魚を指さし。まじで、てんちゃんの顔二度見してしまいました。（※帰宅後調べたら、ととは魚の幼児語らしいです。地方にもよるのかな…？いやいや、おばあちゃん、そんなマイナーな言葉で検査したらあかんやろ…と思いましたが、マイナーでなく、私の世間知らずやったのかもですね。）

とにもかくにも、てんちゃん、指さし満点。アンパンマンも、そっちの方向を目で追うかどうかをチェックされているのですが、てんちゃん自らアンパンマンを発見し、「マミー！アンパンマン！」と教えてくれました。

「ママは言いますか？」という問いにも、「はい。ママ、こっち来てとか言います」と。ほっしゃんの時と同じように、家庭内は二ヵ国語ですが、言葉でまくりです。

あらためて、ほんとにひとりひとり違うんだなーと感じました。健診後、てんちゃんを保育園に連れて行き、午後から仕事へ行きました。ほっしゃんなら、そんないつもと違う時間に保育園へつれていかれたら、ギャン泣きで、私は、ほっしゃんがかわいそうすぎて心折れながらの出勤でした。てんちゃんは、全く泣くことなく、バイバーイって去っていきました。なんとやりやすい…。やりやすすぎて、なんか逆に違和感ありました。

てんちゃんしか育ててなかったら、子育てってこんな感じなんだって、そして自分はそれなりに上手にできてるじゃないかって、大ばか者な勘違いをしていた気がします。

子育ては思ったようにいかないこと、子どもの発達もひとりひとり違うこと、子どもも一生懸命一生懸命頑張ってること、いろんなところで必死でもがき頑張っているママがいること、いろんなことを気付かせてくれる、繊細ボーイほっしゃんの子育てに感謝です。

それでもまだ、私なんかには気付けてないことがたくさんたくさんあるはず。自分の見えているものが全てじゃないことをいつも忘れず、謙虚にいきていきたいなと思い出せた一日でした。

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