最近ほっしゃんが毎晩寝る前に聞きます。
「寝て、起きたら、何の日?」
まだ曜日の感覚がないので、明日が、保育園に行く日なのか、療育(ヒーロー)に行く日なのか、休みで私や家族と遊ぶ日なのかの確認です。
そして、保育園だよと答えると、「えーー!先生多すぎーー!!!ほっしゃんは、ヒーローがいい!」と言います。
マミーと遊ぶ日だよと言うと、基本喜んでくれますが、たまに「えー!ほっしゃんはヒーローがいい!」とヒーローに負けることもあります 笑
そんなほっしゃんを見て、本当に思います。
療育に行くという決断をして、本当に本当に良かったと。
療育を通して、ほっしゃんが習得してることもたくさんありますし、親の私が学んでいることも計り知れないです。
それだけでも療育に行かせてよかったと思う十分な理由なんですが、そんなことよりももっともっとよかったと思うことがあります。
それは、「ほっしゃんが週の真ん中で、一日、本当に心からほっとできる日がある」ということです。
きっとヒーローはほっしゃんにとって、本当に頑張らなくていい場所。
そのままのほっしゃんで受け入れられ、必死で頑張らなくていい場所。砂が触れなくても、寒天ゼリーが触れなくても、おもちゃを譲れなくても、今日は外遊び嫌だ!って拒否しても、今日はプール入りたいけど水着は着たくない!って言っても、全部全部受け止められて、そのままのほっしゃんでいれる場所。
頑張って砂や寒天を触るよう促されたり、外遊び行く日だよ!って切り替えるよう声かけられたり、水着着ないとプール入れないよー!って条件だされることがない場所。
だからほんとにほんとに頑張らなくていい。緊張したり、無理したり、人並みに頑張ったりしなくていい。ほっしゃんらしくいれる場所。
そんなことしてたらわがままになって何もしない子になるんじゃないの?って思われそうだけど、プロの先生たちが考えたいろんな仕掛けがあって、ほっしゃんは、砂遊びも簡単遊びも外遊びもプール遊びも、結局参加出来ています。
言葉で促されるんじゃなくて、自然にほっしゃんがしたくなるような仕掛けがあったり、ほっしゃんが触りたくなるような砂が用意されてたり、裸でプール入ってたり 笑
だから、ヒーローがあんなにあんなに好きなんだと思います。
保育園でも、楽しそうにしてるそうです。先生方も優しいし、お友達もたくさんいるし。だけど、きっと一見楽しそうにしてるほっしゃんの中で、めっちゃめっちゃ頑張ったり、折り合いをつけたりしていることがあるんだと思うんです。だから、楽しいけどすごく疲れるのかなぁ…と。「疲れる」まではいってないとしても、「明日保育園だー!やったー!」には繋がらないんだろうなと。
だから週5回保育園だったら、きっと繊細さゆえにいろんな障壁があるほっしゃんはガソリン切れになって、しんどすぎて、登園拒否が今でも続いていたような気がするのです。
でも今は、週の真ん中で一日保育園を休めるから、そこで精神的に休憩できて、ガソリンいれて、また後半頑張る力を貯めれているのかなぁ…と感じるのです。
だから先日、保育園の先生が、「ほっしゃん、もう登園拒否もみられないし、泣いて登園もないので、来年度は療育をやめたり、週末にしはってもいいのでは?」と提案してくださったのですが、母としては、「うーん。きっとそれすると、今保っているバランスが崩れそう」と直感で感じました。
もちろん、全て私の仮説ですが、自分の母としての勘、そしてちょっとばかし心理士としての勘を信じてみようとおもいます。
そんな毎日毎日毎日、エンジン全開で頑張らなくていいですよね。もちろん頑張れる子は頑張ったらいいですが、ちょっと肩の力を抜ける日があることで、他の日にもっと頑張れるんなら、どんどん肩の力を抜ける環境を用意してあげたいです。
最後に誤解のないように付け加えますが、保育園のやり方が間違っているなんて全く思っていませんし、そういうわけではないと思います。集団保育・教育を提供している保育園と、もっと個別対応を可能とする療育では、目的も役割も違うと思います。ほっしゃんに、両方あって、本当に良かったと、保育園と療育に感謝の気持ちでいっぱいです。
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ほしい!!なので、ほっしゃんのヒーローの日が、私のヒーローの日になってます。イェイ!
私のヒーローが水曜日位に欲しいです。ですよね?先輩!