昨夜20:30。そろそろてんちゃんとほっしゃんを寝かしつける体制に入る時間。
ふとてんちゃんを見ると、なんと自分でパレットに絵の具を出しているではないですか?!

スパイダーマンを塗るために、ちゃんと赤と青を選んで、小部屋に分けて、(大量に)出してる…。この2歳児、ほんと天才じゃないだろうか…と思う瞬間。笑
「マミーー!一緒にやろ~~~!」
・・・。
そもそも絵の具でお絵かきとかめんどくさいし、そのうえ20:30。もう寝てください…なんやけど…。断っていいよね?
と思ったけどけどけど、ふと思い出した。
最近インスタで見た、天才的に上手で感動する絵を描く女の子。
きっとあの子のママは、こういう時描かしてあげてたんやろうなぁ。
ここで断ったら、あの子は生まれてないんやろうなぁ。
うーん。うーん。でもめんどうくさい…。しかもこの時間…。
別に天才画家にしたいわけちゃうし…。
でもでもでもこの時間になったのはてんちゃんのせいではなく、
私がワ―ママで、夕方まで保育園に預けられ、その後は、夕飯づくり→夕飯→お風呂とバタバタして遊んであげれなかったからで、それはこっちの事情やし…。
よし。子どものやる気をそいでる場合じゃない!天才画家になれへんで!
と、頑張ることにしました。
てんちゃんと一緒に筆もって、ほとんど私が塗ってるけど、
やり始めたら、「やってよかった」と母自己満足。

こわいものなしで、なんでも豪快なてんちゃん。
なぜかなぜか塗り絵ではみ出すことに関してだけは超超超超繊細で、
老眼のダディには見えないくらいちょっとだけはみ出しただけで大癇癪。
大癇癪を何回かはさみながら、塗り進めました♪
母「次、スパイダーマンの目のところ何色ぬる?」
てんちゃん「ここ(外側)は黒。こっち(内側)は白。マミーが塗って~」
と言うだけ言って、どっか行ったてんちゃん。
2歳児の集中力なんてそんなもんよね。
で、振り返ったら、てんちゃん即寝落ちしてる。笑
てんちゃん寝た後、指示通り、スパイダーマンの目を塗りました。
はみ出したら死ぬほど怒られるので慎重に…。
療育でもよく先生がおっしゃいます。
『見通しがまだ持てない子どもたちにとっての“あとでね~”はゴールの見えない苦行。
その時の子どもが何かを求めたら、出来る限りすぐ対応してあげましょう。』
「そんなん出来るんやったらやってるわ!!!」と腹立った方。
そらそうです。今できひんから「あとでね~」になってるんですよね。
療育の先生は言います。『もちろんママのできる範囲でですよ。全部子どものいいなりになることが大事なのではないよ。』
今すぐ対応できない時はそらあります。でも、子どもの“今したい!”という気持ちや、“今しか見えていない発達段階”を受け止めることはできる。
ほんと学ぶことたくさんのヒーロー(療育)です。
さ、これで将来天才画家になってくれるかな。笑
そうでなくても、「ママは受け止めてくれた」というベースがてんちゃんの中に育ってくれますように。
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