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  • JaporiMama

大好きな療育の日

いきなりですが、ほっしゃんは、週に1回療育へ通っています。

普段は、こども園(保育園)へ行っているのですが、今年の4月から週に一回だけ療育へ行き始めました。今日は療育の日。大喜びで出かけました。


そもそもなぜほっしゃんが療育へ行くようになったか。

私は今6人のママですが、私のお腹からうんだのはほっしゃんが初めて。つまり赤子を育てるのはほっしゃんが初めて。だから、私にとって、ほっしゃんの成長の仕方が私の「普通」だったし、「基準」でした。


とりあえずほっしゃんは寝ない子で、とてもとても繊細でした。お箸がころげただけでも目が覚める子。いや、まじですっ!!赤ちゃんってこんなんなんだ、こんな大変なんかーと思ってました。ほんとにほっしゃんが寝ている間は、息を潜めて暮らしてました。たまに、ママ友たちが「昨日6時間ねてくれたわー」とか、「夜間授乳、今はもう1~2回」とか言ってるの聞いて、ほんとに腰が砕けそうにびっくりはしましたが、ええな~くらいにしか思ってませんでした。だって、ほっしゃんが私にとっての「普通の子」だったから。


日中に他のママや子どもたちと遊ばせた日は、みんなひとしきり遊んだら、ママに揺られてお昼寝タイム。私も寝かそうとするんだけど寝ない。寝ても眠りが浅すぎてすぐ起きる。私の寝かしつけが下手なんだ…夜に添い乳してしまったからあかんのかな…と自分を責め始めました。


それでもほっしゃんはよく食べてどんどん大きくなっていってくれました。でも1歳過ぎた頃からかな。突然偏食が始まりました。今まで出されたものはなんでもぺろりと平らげていたほっしゃんが、突然食べるものを選び出し、基本は納豆ご飯。たまーに違うもの食べるけど、ほぼ納豆ご飯。私の料理が下手だからかな…とまた自分に自信がなくなっていきました。


ある日、ほっしゃんを喜ばそうと水族館へ行きました。ひとしきりお魚たちを見て大喜びしたあと、本日のメインイベント!イルカショーへ。席に座りほっしゃんもわくわく。突然大きなアップビートの音楽がなり、それと同時にお姉さんお兄さんがでてきて、マイクを通した大きな声で「みなさ~ん、こんにちは~!!!」 みんな子どもたちが、「こんにちは~!!」と叫んでいる時、ふとほっしゃんを見ると、顔面固まり泣く寸前。その後、ダディにしがみつき、号泣。


あれ?ほっしゃん、なんかおかしい?大きな音が苦手?と少し思い始めた私。


そんな感じで日々を過ごしていた私。ほっしゃんが1歳11ヶ月の時、花火大会へ連れて行きました。嬉しそうに走り回っていたほっしゃん。一発目の花火が上がった途端、顔面蒼白。笑顔がなくなり、視線も一点をみつめ、そして泣き出しました。ダディの膝にかかっていたブランケットの中に入り、ダディに抱きしめられながら、そこから30分花火が終わるまで一度も顔出さず。汗だくで大丈夫?と聞いても反応なし。外界をシャットダウンしている感じでした。


あー、これはやっぱり大きな音がつらいんだなと確信した日でした。そこから過去を振り返ってみると、小さい時からなかなか寝ない過敏さ、極度の偏食、帽子やスモッグを着たがらない、大きな音の場所で顔面蒼白…といったことが思い出され、つながり始めました。


この子、何か特性があるのかもな~。


そんなこんなでまた日々を送っていたある日。ほっしゃん高熱で小児科へ行きました。ほっしゃんが生まれた時からのかかりつけ医。先生が、「今回薬かえるわな~」と仰いました。「先生。そもそも薬なんて飲めないし、ましてや変えたりされると100%のめないんです…。ゼリーやアイスに混ぜたら…と言われても、そのゼリーやアイスを食べないし、ごはんも納豆ご飯しか食べないし…。先生薬のませられそうにないんですけど…」と相談しました。


そしたら先生。一呼吸おいて、「お母さん、発達検査うけてみるか?」と。「実はなーんとなく気になってたんや。そんなめっちゃ気になるほどではないんやけど、特性ありそうやなーくらいで。」と。


私がこれまで感じていたほっしゃんの繊細なところの数々を一気にお伝えました。そしたら、「やっぱりそうかー。いろいろあるんやなー。ほな、なおさら検査お勧めするわ」と。


先生に聞きました。「でも先生はここでのほっしゃんしか見てないのに、なんでそうおもわはったんですか?」と。

「うーん、僕の単なる勘というか、感覚というか。子どもはみんな小児科きたら泣くんや。けど、痛い事されて終わった後、シールひとつあげたら泣きやむんや。やけど、ほっしゃん、永遠になきやまへんやろ?一種のパニックに陥ってる感じやろ?それで、なんていうんかな…お母さん、育てるの大変ちゃうかなーってなんとなく心配になる感じ。」と仰いました。


その時、びっくりしました。「えーーー?!!!ほかの子は泣きやむの?!!」と。そういや周りを見渡せば、診察がおわったあともこんなに激しく泣き続けてるのはわが子だけでした。必死過ぎてほかの子がそうじゃないのみえてなかった…。


私の中でずーっとずーっともやもやしていた、なんか特性あるのかな…とか、いや私の育て方がへたなんかな…とか思っていたものが、「やっぱりそうやったんやー!!!」と目を覚ました感じで、「すぐ検査いきます!!」と即答しました。


「世の中には検査促したら、すごく傷ついたり嫌がるお母さんも多いから、タイミングを見極めるんだけど、そうしているうちに時間が経ってしまうんや。お母さんはなんか前向きに受け止めそうと感じたから言ったんや」と。なんてなんて素晴らしい先生なんだろうと心の中で泣けました。子どもの病気だけをみるのではなく、子ども全体を見ていてくれたこと、そして、子どもだけでなく母親の私のことまで見ていてくれたんだと。これこそ、ほんとに本物のお医者さんだんなと感謝せずにいれませんでした。


前向きな受け取りそうに見えていたらしい私にも、「ほんまに検査うけなあかんのかな…」という気持ちが全くなかったわけじゃないです。「ほっしゃんは今後どうなるのかな?」「何か障がいがあるのかな?」「私が過度に心配しすぎて、余計なことしてないかな?」とか色々不安に思う気持ちはありました。でも、そんなことより、「もしこの子の発達のために今できることがあるならば、早くしたい!」という気持ちの方が何百倍も大きかったです。「とにかく早期発見・早期介入!」って感じでした。で、すぐさま検査へいくことにしました。


長すぎるので、また続きは次回に。


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