今日は3歳ほっしゃんの療育の日。療育自体は、親子分離なので、私はほっしゃんバイバーイと見送ります。療育を受けている間に、親の集まりがある週もあるのですが、何もない週は、家に猛ダッシュで帰ります。なぜならその1.5時間だけが、私が一週間で、唯一仕事からも子どもからも解放される時間。ほんとにその1.5時間だけです。
毎回買い物・ごはんの支度・家の掃除・家族の誰かのための用事のどれかで終わります。それで終わるんだけど、それでも、「マミー!」「マミー!」「ギャー―!(けんかによる泣き声)」という声に急き立てられることもなく、背中や足に誰一人としてまとわりついていることもなく、ただスムーズに用事をできるというだけで、めちゃくちゃ嬉しくて、本当に羽が生えている気持ちになります。
そのあっという間の1.5時間を終えて、ほっしゃんのお迎え。最後の15分、子どもたちの様子を動画にとったものを見せてくださり、何をしたか、どのような意図をもってどのような関わりをしてくださったか、子どもがどのように反応しどう対応してくださったか、などを振り返る時間をもってくださいます。
その時間が、ほんとにびっくりするほど勉強になります。私は心理士ですし、ほぼ知っていることです。だけど、その「知識として知っていること」が、この15分の振り返りを通して、実際の日々の育児場面に置き換えるとどういうことか、「発達に偏りのある子全般」ではなく「我が家のほっしゃん」に対してはどうしたらいいのかという、具体的なものとなって見えてくるのです。
今日学んだことをシェアします。
発達に偏りがあろうとなかろうと、自己肯定感をもつことが大切というのは、周知の事実だと思います。そしてそのためには、「成功体験が大切」というのもよく耳にされると思います。
それが日々の生活の中ではどういうことなのか。
今日の療育でした遊びのひとつは、「すっごく簡単にたくさんのシャボン玉が出来る大きなおもちゃを持って走り回ること」でした。一見、ただシャボン玉作って走って、わーー♪ってやっているだけです。でも、「すっごく簡単にたくさんのシャボン玉が出来るおもちゃ」ということがポイントでした。口で一生懸命吹くタイプのものや、上手にゆっくり大きく振るとシャボン玉が出来るタイプのものではなく、ただそれを持って走り回るだけで、いっぱい大きなシャボン玉ができるものでした。つまり、「あー上手に作れないねー。難しいねー。」「僕できないー。」「先生がやってあげるねー」という会話にならない仕組みです。「できた!できた!」「すごいね!すごいね!」という会話になるしかけがあるのです。
先生がおっしゃいました。今大事なのは「(子どもにとって)結果がわかりやすい遊びを選ぶこと。今は結果が大事なんです。難しい遊びをしてうまくできない体験を積むのではなく、できたできた!という成功体験を積むこと」と。
そういわれると、100均で適当にシャボン玉かってきて、上手にできなくて、「マミーできなーい」「こうすんねん、よーみときや」「マミーできなーい」「やったげるわ」という会話を何度してきたことか。挙句の果てには、シャボン液ジャーーってこぼされて、「もー!」なんて言ってしまったことも数知れず。でも、そんな風に、簡単にシャボン玉つくれる仕組みなら、シャボン液こぼす気にもならないし、そもそも、「できなーい」という風にならない。なるほどなーー。成功体験って、そんな身近なところにあったのね…親の工夫次第なんだな…と本当に勉強になりました。
自尊心育ててあげたい!明日からも頑張るぞ。
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Itoさん、私はうけよっただけやけど、褒められてよかったわ 笑笑
ほんまあんた、天才ちゃう?ってくらいむちゃくちゃいいこと言うやん。