先日、療育(仮名:ヒーロー)で今年初めてのプールがありました。

お迎えに行ったら、先生たちが私に駆け寄って、「お母さん!ほっしゃんがプール入らはりましたよ!!!♪(≧∇≦)♪」って次々と報告しにきてくださいました。
思えば去年の夏は、ヒーローでは一度もプールに入らなかったほっしゃん。もちろん他の子達は入ってたし、ほっしゃんも水着を毎回持っていってたんですが、「入らない〜」とひとり拒否。みんながプールで楽しそうにしている姿をじーっと見たりはするんだけど、結局自分は入らない。
去年は今ほど話せなかったから、何が嫌だったのかはわかりません。水に濡れることが嫌だったのか、水着の感触が嫌だったのか、しぶきが飛んでくるかもしれないことが怖かったのか、プールが汚そうに見えたのか、プールよりもしたいもっと楽しいことがあったのか…謎です。
ヒーローでは、嫌なことを無理強いはせず、でも放置するのではなく、ほっしゃんが興味がわくように、プールにいろんな仕掛けを作ってくださいます。でも決して無理にひっぱらない。ほっしゃんが自分から「やってみたい!」と思う瞬間を長〜い長〜い目で待ってくださるのです。
それってすごく大人側の手間暇がかけられてのみできること。療育だから、ヒーローだから、そこまでしてもらえています。
そのひと夏を経ての今日。ほっしゃん自ら、「先生〜、ほっしゃん水着持ってきたで〜」と言ったそうです。心の中では雄叫びをあげていたそうですが、あえて「そうなんや〜。何色の水着な〜ん?」と普通なトーンで応対。
そしたら、ほっしゃん自ら、「ほっしゃんプール入りたい〜」って水着に着替え始めたそうです。
先生が私を見るなり駆け寄ってきて、「自分からしたい〜が出てきましたよ!!去年から横目で気にはしたはったんですけどね。今年は自分から入りたい〜って!!」と満面の笑みで報告してくださって、なんかその先生の感じを見て、こんなに一緒に待って、こんなに一緒に喜んでくれる人がいるってことに、本当に本当に胸が熱くなりました。
少しずつ少しずつ、したいこと、できることが増えていっていることに感謝です。
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私も胸があつくなりました。先生のその情熱、愛に。