今日はほっしゃんのヒーロー(療育)で面談がありました。個別支援計画について話し合う日です。
親としての希望や、先生によるほっしゃんのアセスメント、今後の支援計画などが盛り込まれたものが個別支援計画です。
療育の先生たち、本当にほっしゃんのこと見てくれているんだなぁ…と感じました。
ほっしゃんがこの一年で成長したこと、今後サポートしていきたいところ、色々聞けて本当によかったです。

面談の中で私が最近少し悩んでることについて質問しました。
それは、ほっしゃんが、お友達のこと好きすぎて、過剰にスキンシップしにいったり、お友達の顔をたくさん触ったりすることです。そんな悪いことではないけれど、相手の子が嫌がってるなという時は、ほどほどにしといたほうがいい。あまり過度になっちゃうと、いつか嫌われるんじゃないかなぁ…っていう親としての心配。
「お友達が嫌っていったらやめないとだめだよ」ってしばらく教えてみました。
でも顕著な効果なし。きっと、テンションも上がってるから、お友達が嫌がってるなってことに気付いていない。
ダメダメだけではなく、じゃあどうしたらいいのか正しい行動を教えないと!と思い直し、「お友達に、お顔触っていい?って聞いて、いいよ!って言われたら触っていいよ」って教えてみました。
ほっしゃん、ほんと素直に、「お顔触っていい?」って聞く場面増えました。でも「嫌!」と言われることも多く、なんかほっしゃんにとってあまりいい方法でない気がしていました。
なので先生に今日尋ねてみました。
「どうやって教えたらいいですか?そのうち嫌われないかなって心配で・・・」
そしたら先生にこう尋ね返されました。
「どんな時にほっしゃんはお友達の顔をたくさん触ったり、たくさんすぎるほどスキンシップとりにいったりしはりますか?」
「うーん。楽しすぎてテンション上がりまくってる時とか、かまって欲しい時とかですかねぇ…」
「うんうん。きっとそうですよね。きっとほっしゃんには、ちゃんとその行動の理由や意味があるんですよね。テンション上がりすぎて楽しくてやってるとか、ちょっと暇で人に構ってほしいときとか。だから、その理由の方に働きかける。たとえばテンションが上がりすぎた時なら、上がりすぎる前に、ちょっとお茶飲もう!って休憩に誘うとか、ほかの面白そうなおもちゃもってきてクールダウンさせるとか…。暇でかまってほしいのが理由なら、暇にならないように大人が遊びや何か興味がわくものを提案してあげる。提案されて、楽しく始めることができたら、もうスキンシップをやめなさいなんて言わなくても、その遊びは夢中になっている。つまり注意する必要がなくなるんですよね。」
なんか、はっ!とさせられて、ほんとに感動しました。
先生がさらにこうおっしゃいました。
「ほっしゃんに限らず、子どもたちが望ましくない行動をしてるときって、手持ち無沙汰な時が多いんです。手持ち無沙汰だけど、まだ自分で遊びを考えたりするのが苦手な年頃。だからこそ、こちらから興味のわく遊びを提案してあげることがとても大切です。望ましくない行動が出にくい遊びに導いてあげることで、注意する必要がなくなるんです。」
・行動の理由に思いを馳せる。
・行動自体にアプローチするのではなく、理由の方にアプローチする。
→注意する必要がなくなる。
なんて目から鱗なんだろう。
こんな素敵な話を聞かせてくださった最後に、先生が私の目をじっとみて言われました。
「お母さん。ほっしゃんは嫌われたりなんてしませんよ。大丈夫です。」
必死でこらえましたが泣いてしまいました。
ヒーローの先生、本当にいつも感謝です。
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