毎日仕事終わった後、保育園にお迎えにいきます。そこから、家に帰るという作業が、実は毎日頭を悩ます大仕事。
なぜなら、3歳児ほっしゃんが家に帰りたくない!!!と強く訴えるからです。なんせどこかに行きたがる。「公園いこ!」「お買い物いこ!」「外であそぼ!」などなど。庭に着いても、家の中に入るというのがなかなかできず、お菓子でつったり、おもちゃでつったりしてもなかなか入ってくれない。大急ぎで晩御飯作らないといけない身としては、それがとてもストレス。
でも私たち親が仕事してるがゆえに、一日保育園に預けられて、親から離れて頑張ってたんだから、帰ってきた時くらい好きなことさせてやりたいという親心もあり、そんなむげに対応もしたくない。だから、毎日ちょっとスーパーよってお菓子かってあげたり、時には庭で遊んだり、時には公園いったり…と、一応できる範囲で頑張っています。
昨日は保育園から帰ってきて、公園行きたいと言ったのですが、庭でショベルカーで遊ぼう!と誘い込み、庭でしばらく遊びました。
それでは満足できなかったようで、「マミーのバイク(電動自転車)でごはん買いに行こ!」とスーパー行きたいアピールをしてきました。
「もう晩御飯作らないといけないし明日にしよ」と何度かいってみたのですが、「行きたい行きたい行きたいー!」と雄叫び。
私も甘すぎるのかもしれませんが、晩御飯1分でも早く作ることより、1日頑張ってきたこの子の想いを受け止めることのほうが大事だよな…と正解かはわからない決断をし、「じゃスーパーいこ。そのあとは、すぐ帰るよ。」と言い、ふたりを自転車に乗せて走り出しました。
そしたら、ほっしゃん。その道が公園への道と同じだと気付いたようで、「マミー!お店いやだ。公園行きたい。お願いお願い」と言いました。公園いくと長くなりそうやなー・・・と思ったのですが、先ほどと同じく心の葛藤をし、「じゃあほっしゃん、公園行ったらスーパーはもういけないよ。公園行って、ちょっとだけ滑り台とブランコしたら帰るよ。約束できる?」と聞いてみました。
最近言葉を使うようになったばかりのほっしゃん。こんな高度な約束しても、理解はしていないだろうと思いつつ。ほっしゃん、「うん、約束」と言いました。
「じゃ公園いこー!」と掛け声をかけ、方向転換。
公園の前で自転車とめました。
「ほっしゃん、てんちゃん、公園着いたよ〜♪」
「やったー!」
そしたら、ほっしゃん。
「マミー」
「はーい?」
「マミー、連れて行ってありがとう」
私号泣。涙が流れるのはこらえましたが、まじで涙腺崩壊しそうでした。
ママになって、初めてそんなこと言われました。今まで、ジュースをあげて、「ありがとうは?」と促してからの、「ありがとう」しか聞いたことがありませんでした。
そんなほっしゃんが、理由をつけてのありがとうを言ってくれました。母になり、私なりに一生懸命やってきたつもりですが、その自分が母として子供のためにしたなにかの行為に対して、ありがとうと言ってもらえました。
言えたことにも驚いたし、そんなに公園に行きたかったのに我慢してスーパーで妥協しようとしてくれていたことも驚いたし、私が忙しい中やっぱり行こうと決めて行ったという状況を理解し、それに対して感謝するという心を持てるようにまで育っていることにも驚かされました。
ほんとにほんとに、もう忙しいとか言ってんと、公園くらい連れて行ってあげるよーーーー😭😭😭と、心新たになれた日でした。
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Itoさん、爆笑。甘すぎて、将来手に負えないモンスター育ててしまってないか、たまに心配なります。
聖母マリア賞を授与したいと思います。