ある日、女の子ママのお友達が言っていました。
「最近、毎週娘とお花屋さん行って、娘に好きなお花選んでもらうようにしてるね〜ん。」
…。
自分の子育ての感じと違いすぎて絶句。
子どもと一緒にお花屋さんに行って、一緒にお花を見て、お花の名前や色や形の話をして、子どもに好きなのを選んでもらって、それを一緒に生けて、一緒に綺麗なお花を眺めたり、一緒に水を替えたり、そしてまた枯れていく様子を一緒に見たり…。
そんなんめっちゃ素晴らしいに決まってますよね。知識を育む上でも、心を育てる上でも、そしてママと子どもの思い出を作る上でも。
けど、お花屋という狭くて、倒しそうなものいっぱいあって、選ぶのにも包んでもらうのにも少し時間がかかる場にうちのボーイズと行くなんて、大変すぎて、思いつきもしなかったし、思いついたところで、行く気にもなりませんでした。
そこからかれこれ半年以上経った今朝、上の子達が家にいたので、あ!!てんちゃんだけみといてもらって、ほっしゃんと2人で念願のお花屋さんへ行ってみよう!!と思い立ち、行ってきました。
そんな些細な些細なことだけど、ほっしゃんを後ろに乗せて、お花屋さんまで自転車を漕いでいる時、こんなことが出来る様になったなぁ〜って、すごく幸せな気持ちでした。(まー。2人を連れてく勇気はまだなかったんですが…)
そして、お花屋さんへ。
ほっしゃんにとっては、うまれて初めて入るお花屋さん。
「うわー!マミー!お花がいーーっぱいあるよーー!」
「ほっしゃん、ほんとやねー。いろんな色のお花があるねー!綺麗やなー。ほっしゃんの好きなお花選んでいいよ!どれが一番好き?」
「えーー、ほっしゃんどれにしよーー。」
「いろんな色があるねー。赤も白もピンクも紫も黄色も…(略)。どれでもいいよ!どれが一番好き?」
「ほっしゃんが好きなのはーーー・・・
これ!!!」

し、渋…。
「え、これ?!」
「うん!ほっしゃん、茶色が好きやから!」
出た。こんなカラフルな場所にきても安定の茶色好き。
誤解ないように言っときますが、ほんとに、カラフルな薔薇や、チューリップや、いろいろあるお店だったんですよ。まぁ、茶色好きのお陰で、今年はジャンパーも着れたもんね!
「ほっしゃんおしゃれなん選んでくれたねー。これにしよー!」
包んでもらってるときに、ほっしゃんが言いました。
「このお花、秋みたいやなー。」
えーー!涙出そう。
この色を見て秋を思い出すなんて、そんなすごいこと出来るようになってたんやなぁ…。
帰り際に言いました。
「やっぱり違う色も欲しい」
「もうひとつ買ったげるよ。どれがいい?」←だってこの茶色いお方、たった230円だったので。
「紫がいい!」
え…。それは私が嫌かも…。違う色に誘導しようかと思った時に、その私の雰囲気を察したとても素敵な店員さんが、
「こんな紫もあるよ!」ってほっしゃんに勧めてくれたのが、こちら。

素敵素敵〜♪
ほっしゃん「え、これ紫じゃないけど」
店員さん「これ中が紫なんだよ。もう少し開いていったら、紫がみえてくるよ!」
私「ほっしゃん!これ、だんだん開いて行って、紫に変身するんだって!」←となりに変な紫の花があったので、必死に誘導中
ほっしゃんは、「変身」という言葉に
目をキラキラ輝かせて、こちらに決定してくれました。
家に帰って、一緒に生けて、「ほっしゃんの選んでくれたお花綺麗やね〜」…と夢にまでみた会話をしました。
ただ…
帰宅してから、すでに10回以上、「マミー!まだ紫に変身してないけど!!」とキレられてます…。
彼がこういうなんか気になりだしたら、永遠に続くんですよねー…。
チューリップ!頼むから七変化してくれ!!
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我が家にも無事凧が届いて、ずっとその声リアルに聞こえてます…。
爆笑!まじで一生言うてる声が聞こえてから! 私は「ねぇ〜凧しよ〜よ〜」が耳から離れません。