最近、突然、私が通っていた高校の学年全体のLINEグループができました。
私はとある中高一貫の私立高校に通っていました。毎年歴代の卒業生が参加できる大同窓会があるんですが、今年はその幹事学年が私の代ということで、そのためにLINEグループができたわけです。
約400名の同級生のうち、半分が現時点で参加しています。
数日前から、そこで近況報告をしよう!ということになり、その200名ほどが順に近況報告しています。過去20年ほどをわずか数行に納めて報告するわけです。
で、私がとにかく今衝撃を受けているのが、弁護士と会計士と医者の数が多すぎること!そして、大企業に勤めていたり、ビジネスオーナー、海外で仕事してる人は予想通りたくさん。
なんというか、今回初めて思ったのが、「それなりに有名な私立中学・高校へいくっていうのはこういうことなんか…」ということです。
私は、「我が子は私学に!」という親の元では育ちませんでした。実際、兄弟で私学行ったのは私だけです。たまたま私が小4の時に、一番仲良しだった子が、「塾行き始めるねーん♪」と言ってきて、塾が何かしらなかった私は、友達が行くなら私も行きたい!と親にお願いして行き始めたのがきっかけでした。6年生になっても、親は「受験したかったらしたらいいし、したくなかったらしなくていいよ」というスタンス。でも私が、せっかく3年間も勉強したし受けたい!みたいな感じで受けました。
で、結局私は中高一貫の私学へ進みました。
私はもちろんその学校しか行ったことがないから、他と比べることはできない上に、兄弟は公立へ行って普通に楽しそうに学生生活を送っていたので、特に「私立が好き!」とか「公立は嫌!」なんて気持ちも一切芽生えず、子どもをうむような歳になってからも、「子どもは公立でも私立でも。その子の状況や家計で決めたらいいやろう」くらいな感じでした。
で、今回のLINEに触れたわけです。なんていうか、もちろん全員が裕福になってるわけではないだろうし、プライベートだってみんな色々。だから一概に言えることは何もないんだけれど、ただなんかいわゆる「社会で良しとされてる仕事」についてる人が圧倒的に多くて、なんかLINEの文面とかからも知性が溢れ出てて、なんていうか、語弊があるかもしれないけれど、「ある一定の(社会的に良しとされている)範囲の人と手っ取り早く知り合える」というのが、私立へ行く意味なのかもしれないなぁ…と思ったわけです。
それが良いとか悪いとかは、個人個人考えが違うだろうし、ここでは私の主旨ではないのですが、なんか子どもを私学へ進ませたいと思う親御さん達の意図のひとつが初めて見えた気がして、ちょっと衝撃を受けているこの数日です。
そうそう、そして私は心理士なのですが、他にも心理士が何人かおられて、あっという間にそのLINEグループとできて、既にいろんな情報交換しています。こういうネットワーク、とてもありがたい。きっと他の職種グループもできてるんだろう。
そして、「中高一貫校」ということもあってかみんな愛校心が強い!!!なぜ私にはそんな強い愛校心が育たなかったんだ?!笑 いや、別に全然学校嫌いじゃないけど、みんなの愛校心が強すぎて…笑
でもそのおかげで、こんな20年ぶりに繋がった時の、みんなの熱さが半端なくて、良い意味で衝撃受けてます。
もちろんこれも、私は中高一貫校しか行ったことがないので、中高一貫じゃなかったら愛校心が少ないとか言ってるのではないです。ただすごいつながりを今感じていて、「私にはこんな居場所があったんだ。私にはこんなつながりがあったんだ…」ってすごく今心があたたかいんです。
そしたら自ずと考えるのが、我が子にはどんな進路を用意してあげたらいいんだろう…ってこと。もちろん子どもが切り開いていく部分もあるし、子どもやその時の状況、その子の想いによっても違うだろうけど、少なくともどんな進路を想定して育てていってあげるのがいいんだろう。いろんな選択ができるように、親が賢くアンテナ広げないとな!と思わされました。
なんか心がいろいろ揺さぶられた数日なのでブログに書き残しました。
まぁ、私学なんてお金なかったらいけないんで、アンテナ広げるもなにも、そんな選択肢考える余地もないかもしれないんですがねー。←この可能性がダントツで高い!泣泣泣
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