寝かしつけの時の日課となっている絵本読み聞かせ。私の育児、いろんなところで大雑把やけど、これだけは頑張ろうって決めて、毎週一回必死の思いで図書館行く時間捻出してきています。こどもと行ってもいいのですが特にそんなに喜ばないので、わたし一人で殺人的な速さで行くことが多いです。事前に本のリサーチなんてする時間はないので、選び方も超適当。だから、すごく勉強になったり心洗われたりする絵本に出会うこともあれば、なんじゃこら?みたい本に出会うことも多々あります。
昨夜読んだ本の一冊がこれ。

『クマくんのひっこし』
(↓ねたばれです)
クマくん一家は引っ越しをします。からっぽになった部屋に、何か忘れ物をした!と取りに行くクマくん。でも何も見つかりません。パパはクマくんと一緒に、ひとつひとつのお部屋にお別れを言いに行きます。

クマくんの忘れ物、それは心を込めたさようなら、ありがとう。
何気なく読み始めたこの本。私が号泣。
私、今の家がもういろんなところが壊れてきて、でも修理するにはちょっとお金がかかりすぎるサイズ。思い切ってリフォームしたいけど、もうそれなら、もう少し小さい家に引っ越そうかな…というのがここ数年の大きな悩みです。
でもこの本読んで、気付きました。
私が小さい時から暮らしてきたこの家。今は天国にいる父の思い出も、母の思い出も、兄の思い出も、幸せでたまらなかった幼少期の全ての思い出も、全部この家にある。別にその思い出にすがって生きているつもりではなかったし、この家に強い執着があるつもりは一切なかったし、親や兄を亡くして寂しいけれど、自分の家族を作って、前見て歩いて行かないとあかんし、そうしてるって思ってたけど、でもクマくんが自分の家にバイバイしてるすがたを見て、私もクマくんみたいに、ほんとにこの家にある全てをカラっぽにしないといけなくなって、ほんとにここにバイバイを言わないといけなくなって、ほんとにもう二度とここに戻ってくることができなくなったら、私は大丈夫なんだろうか…?
親はいなくなってしまったけど、ここに自分の実家があって、ここに自分の根がはってあるっていう思いが、私を支えてきたんじゃないだろうか…。ほんとに自分が根無し草みたいに感じて、寂しさに負けてしまうんじゃないだろうかって。
そう思うと、今肉体がなくても、親や兄が今も私を支えてくれているんだなぁと改めて気付く。
引っ越したら引っ越したで、前向いて歩いていかなあかんし、歩いていくんだろうけど、なんかそんな寂しい思いわざわざしなあかんのかな…って思った。
というわけで、リフォームできるように1分でも多く働かないと!っと思った矢先に、こんな一切お金を生み出さない自己満足ブログ書いてる私です。そら、お金たまらんな 笑
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いやーいいね。今日の記事。 私がマンション引っ越しして、今建てた家に引っ越す時、『さみしくない?大丈夫?思い出詰まってるから寂しいよね』って聞かれたとき、『パードゥン??』って実はおもってた。けど上の文書読んでたらそらそういう意見になるの分かったわ。1ミリも一マイクロミクロも後ろ髪引かれず、マンションとさらばじゃー!と思った私とは違うよね。 たしかにそこには思い出ありすぎるよね。楽しい楽しい温かいぬくもりいっぱいの思い出が。 でもな、一言言わせて。床暖房にカワックに、食器洗い機。今の最新の設備と断熱材を知って感じる。。。はよ、引っ越ししたらよかったわーー!新居最高ーーーー!わっしょーーい!!やで。笑 ごめんな。感動的な話ぶち壊しで。笑!