今日はほっしゃん、初のスイミング教室へ！水泳初めての子でもオッケーなクラスで、２日間だけの短期教室です。
ほっしゃんは、繊細っ子なので、プール教室にはいろんな難関があります。あのピチピチスイミングキャップ！あれはまじでハードルが高い！そして、あの室内プール特有の、声がエコーしてうるさく聞こえる感じ。あの感じに圧倒させられるのだと思います。さらに、お風呂で水が一滴でも顔にかかったら、「タオルーーーーー！タオルーーーー！」とパニックになるほっしゃん。プールには、ほっしゃんの心が折れる要素が溢れています。
で、そもそも初めて行く場所が苦手。いろんな難関があるプールという場で、私から分離させられるのは、ハードルが高すぎるので、親子で一緒に入れるプール教室をずっと探していたのですが、スケジュールがなかなか合わずで、泣く泣く今回の分離短期教室挑戦となりました。
プールへ向かう車の中で、すでに雲行き怪しくなってきました。
「マミー、あのドーナツのやつ(←浮き輪)持ってきた？」
「持ってきてないよ。プール教室は浮き輪持っていったらだめなの。でも、先生がぜーんぶ教えてくれるし、守ってくれるし、大丈夫やで。」
→ここから到着までの15分ほどの間、15回くらい「なんで浮き輪持ってかなかったの？」と聞かれ続けました。
「マミー、ほっしゃん、あの帽子かぶらない。大きくなったらかぶるから。」
「そっか。帽子かぶりたくなかったらかぶらなくていいよ！」
↑適当に返事したがどうやろ…。帽子被らな入らせてくれない杓子定規な某市民プールみたいなとこやったらどうしよ…。
もうこの辺りから、今日は無理かもな…と思い始めていました。
でも、そんなことは想定内♪♪ ほっしゃんは繊細さんなので、無理でも全然いいんだけれど、ほっしゃんにとって、失敗体験や嫌な体験にならないように、うまいこと帰れたらいいのになーとそれだけ願っていました。
そして、先生にご対面。めちゃ優しい！！声かけ上手い！！！
おーー！これはいけるかも？！
↓クラス前の不安そうなほっしゃん
着替えの際、やはりキャップは断固拒否。先生にこっそり「キャップ被れないかも！すみません！」と耳打ちし、キャップを手渡しました。「ありがとうございます♪」とお礼なんていってくださって、ひとりだけキャップ被っていないほっしゃんと手を繋いでくださいました。
ほかの子どもたちと汽車ポッポになって、あれよあれよと気を取られてる間に、母から分離し、プールに入って行きました。
ガラス越しに見るほっしゃん。先生の指示を聞きながら、みんなと一緒に三角座りとかしてるほっしゃん見て、もう涙腺崩壊しそう。先生が何やらしゃべりながらほっしゃんにキャップを被せた！
お！抵抗せず、キャップかぶって三角座りし続けている。
こんなに小さくても、社会ではそれなりに合わせて、一生懸命頑張ってるんやな・・・って、もうほんと泣けました。
その後、顔に水飛沫が飛んできたり、先生がアクシデントのふりをしてわざと顔に水をたっぷりかけてきたり…。すごいスピードで、手で顔についた水を拭いてはいましたが一切泣かず。一回頭からドボンともぐってしまったんですが、それでも泣かず。ガラス越しに見てる私が、「きゃー！」と悲鳴あげてしまいました。ほっしゃんは、顔をひとしきり拭いたら、またやる気出して、めちゃ頑張ってました。
もうなんか感動で胸がいっぱいで、おとなしく見てるほかの保護者に喋りたすぎて、知らんママに話しかけました。話が盛り上がるかと思いきや、すぐ会話終了。あれ、みんなと温度差あったかな… ？笑 だってうちの子めちゃ繊細っ子なんですもん。こんなことできるなんてっていう感動が人一倍 笑
小さい時から繊細でほんまに大丈夫かいな？と思っていたけれど、こうしてひとつずつできることが増えていくんだなぁ、こんなことができるまで成長してたんやなぁということに喜びを感じたと共に、こうやってあっという間に大人になって巣立っていくんやろうな・・・って早くも寂しさを感じた今日でした。
こうやってうまくいけたのは先生が上手だったから。ほんとに子どもの扱い、繊細な子の受け止め方が上手で、だから、こんなにスムーズに行けたと思います。ほんとにほんとに感謝でした。
↓繊細ほっしゃんの頑張りにどうかワンクリックをお願いします♪
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