今日はほっしゃんの保育園で個人懇談があり、担任の先生にお会いしにいってきました。
超繊細なほっしゃんですが、できることがいろいろと増えていっていると一緒に喜んでくださいました。
母としてもその実感があります。
今年の冬はジャンパーを着れるようになったこと
帽子を被れるようになったこと
違う色の靴を履けるようになったこと
お兄ちゃんパンツを履けるようになったこと
給食を随分食べれるようになってきたこと
消毒液をシュッとされても毎回ギャン泣きしなくなったこと
サンタの顔製作で、ヒゲ用の綿を触れて自分で貼れたこと
ほんとにこの子はどうなるんだと思った去年の冬に比べたら、こうやって少しずつほっしゃんのペースで、できることの幅を広げていくんだ…と実感できている今年の冬。感謝です。
もちろん課題も言われました。
「コミュニケーションがやや遅め」と。
その例として、質問とは違うことが返ってくることがあると。理解していないというよりも、ほっしゃんワールドにいて、先生の質問を理解していても、ほっしゃんが今喋りたいことを喋るという感じだといわれました。
また、友達の名前をまだ数人しか覚えてなくて、「この人」とか「Aちゃんに似てる人」と知ってる子の名前を使うらしい 笑。ひどい時には「これ」らしい。悪気はなくても、こらこらこら。友達を「これ」って💦
あとは、例えば絵を描きあげたときなどに先生にほめられると、「じゃあおもちゃ買ってもらおー♪」というらしい。
ガーン。これって、確実に親の関わり方の失敗ですよね・・・。物で釣りすぎた事例ですよね・・・。
「物がもらえるからではなく、そのことをやり遂げられたこと自体を喜べるようになってほしい」と言われ、ほんと先生ごもっとも!私もそうなってほしいし、そういう子育てしてるつもりでした!
でも、言われてみれば、トイレに座れたらシール貼れて、シールたまったら、おもちゃ買ってあげよう!ってやってたな。別におもちゃいらんやん…ってことですよね。
保育園の登園拒否もそれはそれは激しかったので、頑張って行ったらお菓子かいにいこうね!とかやってたけど、それも結局物で釣ってたんだ・・・。でも物で釣らなかったらどうやって、あの登園拒否を乗り越えれたのかはんからない。
そして、最後。「ほっしゃんが何か好ましくない行動をしたときに、それを受け止めてあげるのはほんとにお母さんいつも丁寧に丁寧にしてあげてはるのがわかるのですが、きっとそろそろ、その後に、でもこれはダメなんだよとか、こうしたらいいんだよっていう教育を加えていっていいと思うんです」と。
【受け入れる療育+教える教育】
ほっしゃんはもう言葉も使えるし、善悪もわかってきているから…と。
なるほどなぁ。なんか私が最近感じていた、受け入れるだけでいいのかな?という疑問の答えが見えた気がしました。
好ましくない行動をしたかったことをそのまま受け入れること→それはだめなんだよと教えること→代わりにどうしたらいいのか教えてあげること
これがセットで、このプロセスの中では、一切声をあげたり、怒る必要はなく、全て穏やかに話せばいいということを教えてもらいました。
なるほど〜。なんか当たり前のことだし、やってるつもりでいたけど、やれてなかったなと気付かされました。
で、先生言ってくださいました。「お母さん。今までは必要だったんです。物による報酬も、ひたすら受け入れる育児も。でもそうやってお母さんが、丁寧に丁寧に受け入れてこられたから、あんなにまっすぐに要求も感情も出せるほっしゃんが育たれたんだと思います。やっと、言葉で諭したり、教育を加えたりすることができるようになってきたということだと思うんです」と。
はい、高齢育児中のため涙腺崩壊。若い若い先生の優しさにまた救われました。
今日ちょっと落ち込みました。あー、頑張ってたけど、色々失敗してたんやなぁって。
でもよく考えると、こうやって、客観的な意見を聞いて、自分の育児を見直し、軌道修正していくって、ほんとに本当に大切だなぁと気付き、その機会を明日じゃなく、今日もらえて本当に良かったんだ!と思い直しました。
また今日から頑張ります!でももう子ども寝たので、明日から頑張ります!
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なるほどね〜。私もよりそうつもりで、絶対同じようなこと言ってるとおもいます。「受け入れる」「寄り添う」って簡単そうで、その加減が本当に難しいですよね。このお話、私も頭の隅に置いときます。
保育園の先生にはわたしもいろんな方のおかげで軌道修正、軌道修正してもらって、何とかやってきました。息子は3歳まで乳児室に行ってたんですが、風邪が治って久しぶりに登園した日があったんです。ありがちなことですが息子は登園したくなくて、入り口でグズグズ言ってたので「そやね、長いことお休みしてたから、ちょっと恥ずかしいよね~」と、わたしとしては息子の気持ちに寄り添うつもりで言ったのね。そしたら園長先生が後で声をかけてくださって、「お母さんが息子さんのこととても愛しているのは本当に良くわかってるよ。だけど、あの一言はいらなかったよ。だってお母さんがそう言ったら子どもは『そっか、ボクは恥ずかしかったんだから、ああいう態度を取って当たり前だったんだ』って思ってしまうかもしれない。そうじゃなくて、そういう時でも、そんな態度は取るべきではないって覚えてほしかったら、お母さんは子どもさんを私たちに任せて、いつも通りお仕事に行ったらいいのよ(o^―^o)」って言ってくださって。その時はすぐには本当の意味が分からなかったけど、「受け入れる」「寄り添う」ってどういうことなのか、後々考える時のヒントになったよ。