特性のあるお子さんの超あるあるだと思いますが、うちのほっしゃんに薬を飲ますことはほぼ無理です。

ジュースに入れるとか、ゼリーとか、アイスとか、プリンとか、色々言われてきたけど、もちろん全滅。そもそも超偏食により、それ自体を食べないし、食べるものみつけたとしとも、ほんのちょっと混ぜただけで秒でバレる。
今ほっしゃんが調子を崩してて、薬がでたので、ほんとに飲んでほしい。
でも案の定ジュースに混ぜても無理だったし、医者が勧めてくれたチョコソースもチョコアイスも無理でした。練乳はもともとそれ自体を食べないしもちろん無理。
どうしようかと悩んだ結果試したのが、板チョコのひとかけらを用意し、柄のくぼみに少量の水で溶かした練り状の薬をいれる。そして、ほんのちょっとだけレンジで溶かして柔らかくなりかけたチョコもうひとかけらを上から裏返して重ね、開かないようにくっつける。それを冷蔵庫で固める。つまりお薬のチョコサンドイッチだけど、薬が見えないようにひと工夫したものです。わかってもらえるでしょうか?
お皿に乗せて、ほっしゃんの前に、しれーっと出しました。
パクッ!と嬉しそうに食べましたが、ほんの数秒後に、「薬が入ってたー!」とギャン泣き。ジュースで流し込ませました。
やった・・・・・・
飲んでくれた。
でもめちゃくちゃ胸が痛い。騙してごめんね。
そして、二度とチョコサンドは食べない宣言されました。
それが今朝の話。
夜は、「歯磨こう!」と言って、口を開けてもらった瞬間に薬ぶっ込みました。ギャン泣きで吐き出されそうになりましたが、ジュースで流し込みました。飲み込んだ後も、ギャン泣きがしばらく続きました。
なんかこれまで一生懸命一生懸命大事に大事に大事に築き上げてきたこの子の私に対する安心感みたいなものが一瞬で壊されるような…そんな感覚になる息子を裏切るやり方。胸が痛すぎて辛い。
明日はどうしよう…。チョコを溶かしてそこに混ぜきって、固め直すというのをやってみようかな…。結局騙すんかい…。でも本人は気付かないことが多いって書いてあるし…。
私が旦那に、この闘いを報告し、「騙し討ちされて泣いてるほっしゃんを見ると胸がつらすぎる。けど、薬飲ますことを諦めて、もっと病気がひどくなって、もっとつらい治療を強いることの方がもっとつらい。だから今飲ませて治してやりたい。どうしよう…」って話してたら、私の深刻な顔を見て気になったんだろう。異様に空気を読める2歳のてんちゃんが聞いてきた。
てんちゃん「マミーとダディ、何を話してるの?」
私「ほっしゃんがね、お薬飲むの難しいから、どうやったら飲みやすくなるかなぁ?って考えてたの。お薬飲んだほうが早く病気が治るから、どうやったらいいかなーって。」
てんちゃん「お薬のことはなしてたの?」
私「そうだよ。てんちゃん、どうやったらお薬飲めると思う?」
てんちゃん「(ほっしゃんの方を向き)ほっしゃん、お薬は飲まないとあかん!!」
ごもっとも。笑
そして数分後。おちょこにてんちゃんの薬を入れ、ただ少量の水をいれ、チャチャっと溶かしたものを渡したら、自分でグビッと一気飲み。まじで、日本酒を美味しそうに飲んでるようにしか見えませんでした。
つくづく思います。子どもを育てたことあるからって、子育てとは何かをわかったつもりになるのだけは大間違い。子どもの数だけ、子育ての形があるんやなぁと。
そうそう、それで思い出しましたが、さっき薬の良い飲ませ方ないかな〜ってググって調べてたら、同じことで深く悩んでいるお母さんに、某大学の教授が答えたはりました。
食品に混ぜるのは最終手段にしてください。薬をあげるとき、ママは怖い顔になりがちです。楽しく飲ませてあげてください。お友達はこうやって飲んでるよと教えてあげてください。飲めたらたくさん褒めて、ご褒美のお口直しをあげてください。
思わず、どこのどいつがこんなこと言うてんのや?とおもて、某大学調べてしまいました。ママの怖い顔のせいにして、友達は出来てるんやでって子どもに言うて、ほんで挙げ句の果てには、飲ませられへん!って悩んでんのに、飲んだ後のアドバイス?
いらん不満挟んですみません。言わずにいれなかった人間の小ささをお許しください。
ほっしゃんが早く元気になりますように。世の中の薬苦手な子達が、簡単に飲めるお薬が沢山たくさん開発されますように。
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いやいや、その教授猛烈バッシングしていいかと思いますよー。なにをいうとんねーーん!!!