先日ステップファミリーとなる前の、子どもたちとの出会いの日について書きました。
その時の投稿↓
あの恐ろしい初日以降、ひやひやしながら旦那と子どもたちの住むオーストラリアの家に滞在していました。普通なら、初日は会って終わり!となるところが、海外だったもので、すぐ帰国するわけにもいかず、1週間ほどかな、滞在しました。
で、その一週間をどんなふうに過ごしていたのかもはや記憶にはないので、心を無にして過ごしていたに違いない…。
そこから結婚に至るまでに、数回は会いにいった気がします。少しずつ少しずつ子どもたちとの距離を縮めていったような…。(全ての記憶が曖昧!元々過去を忘れていくタイプのようで🙇♀️)
ただ行った時はみんなのご飯作ったり、洗濯物したり、まー、親がしてくれそうなことをしてたわけです。なんせ母親なしで、当時シングルファーザーの旦那がひとりで働きながら、多感な年頃の子どもたち4人も育ててたので、家も荒れ果ててましたし、子どもたちに関する細かいケアも行き届いてないというか…。(シングルファーザーだと細かいケアが行き届かないというわけでは全くないです。ちゃんとケアしてあげるパパはたくさんいはると思います。が、うちの旦那は超鈍感で陽気で能天気なんで、繊細なケアは超不得意分野なんです。あ、言いすぎたので撤回しようと思いましたが、撤回するところ見つからず!🤣🤣でも仕事の関係で日本とオーストラリアを行ったり来たりしながら、よくシングルファーザー頑張ってたなとは思います!!)
まぁそんなわけで、日々の家事したり、宿題見てあげたり、好きな男の子の話聞いたり…として関係性を作ろうと努力しながら日々を過ごしていました。
そしたら、ある日の夜。家族+私で団欒していたとき、突然長女がしんみり話し出したんです。
「私この間ずっとアンティ(私です)のこと観察してたの。そしたら、ほんとに私らのために尽くしてくれてる。ご飯作って、洗濯物して、勉強みてくれて。せっかく海外来てるのに、買い物連れてってとか、ビーチ連れてってとか何にも言わなくて、ほんとにselfless(無私無欲の)でさ。なーんのメリットもないのになんでこんなにしてくれるの?って不思議で仕方がない。だから、なんていうか…この家族に来てくれて…私は嬉しい」
え?!!なんて言った?!!!と腰抜けるほどびっくりしました。
そしたらお兄ちゃん。
「僕も、友達の中には、意地悪なステップマザーが来てつらい思いしてる人いっぱいいる。(←シンデレラの画像が頭をよぎる私)それなのに、僕たちはこんなに優しいステップマザーが来てくれて、ラッキーとしか言いようがない。」
この辺りで崩壊しそうな涙腺をぐっとこらえる私。無私無欲で頑張ってきてよかった!と今までの日々が走馬灯のように…。
そしたら当時14歳のララ。
「え?ダディとアンティって付き合ってるの?!」
超巨大なハンマーで殴られたくらいの衝撃を受けました。(ちなみに5歳のジュジュは現実をわかってて、結婚式はいつなの?!と言っていた頃です。)ララは、この後も、そして今に至るまでびっくり言動が多々あるんですが、そういえばこの時からだったなと今書いてて思い出しました。
ステップファミリー。私にとっては、ステップファミリーの正解の形はなくて、ただ時間をかけて、少しずつ少しずつ形作っていくイメージ。この時から5年ほどたった今も、この作業は続いています。
↓応援ポチどうぞよろしくお願い致します。
Itoさん、ほんまやなぁ。あれから2人子ども生まれてるからなぁ 笑
ほんまに日々を誠実に向き合って過ごしてきたんやんな。 つい最近のことのようやけど、あれからもう何年たつんかな。